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屋根商品壁商品その他折板屋根等の施工において、3/100以下の緩勾配の場合、屋根のべこつき部等に水溜まりができる可能性があります。そのため、施工の際には水溜まりができないように十分な勾配を確保するようにお願いします。 軒下近傍等の雨掛かりしにくい部分については、塩分や酸性分等の腐食原因物質が洗い流されず、さらに濃縮されやすくなるので、腐食の進行が早くなります。そのため、定期的に雨掛かりしにくい部分を水洗いすることをお勧めします。その際には、屋内への漏水にご注意ください。コンクリートの接触部分は、水漏れすることでコンクリート内のアルカリ性成分が溶出し、めっき層を溶解させます。この現象は亜鉛めっき鋼板よりもガルバリウム鋼板の方が顕著に発生するため、コンクリートとは絶縁させ、雨水や結露等の水分が進入しないような構造を確保してください。 異ロット間での外観・色調のばらつきについては、安定化に努めておりますが、異ロット品の同一面で張り合わせた場合、色違いに見える場合があります。そのため、異ロット品を同一面で張り合わせることは、めっき品・塗装品ともにできるだけ避けて頂いた方が安全です。やむを得ず張り合わせが生じる場合は、部材への転用や目立ちにくい部分で使用するなどのご配慮をお願い致します。①上屋根を銅板の一文字で、下屋根をガルバリウム鋼板で施 工した場合。または、上屋根の下に出窓や庇がガルバリウ ム鋼板で加工してある場合 ②破風板を銅板で全て巻いて施工して、下屋根にガルバリウ ム鋼板の屋根などがある場合。 上記のような事例で、雨水が上屋根から下屋根に垂れ落ちるなどは、雨水に含まれた銅イオンの水が、下のガルバリウム鋼板を浸食する場合があります。同じ建物の中でこのような条件に当たる場合は、出来るだけ同じ材質の材料で施工することをお薦めします。また、ガルバリウム鋼板屋根の上に古い剥き出しの電線(銅線)等が張り巡らされてある現場なども同じ理由で腐食を起こす場合がありますので、ご注意ください。39良い例壁材10mm程度水切り悪い例壁材隙間なし水切り(1) 屋根の緩勾配による水溜まり(2) 雨掛かりしにくい部分での早期腐食(3) コンクリートとの接触(4) ガルバリウム鋼板を積み重ねた状態での保管方法ガルバリウム鋼板を積み重ねた状態でその隙間に水分が浸入した場合、酸素欠乏状態での隙間腐食により、ガルバリウム鋼板の表面が黒変します。そのため、保管の際には雨水の浸入防止や結露防止の対策を実施してください。また、屋外にて降雨を防ぐために使用されるブルーシートの内部は、湿気が下部より進入し、鋼板が蒸される状態となるため、さらに黒変が発生しやすくなりますのでご注意ください。 犠牲防食作用(ガルバニックアクション)による優れた耐久性が特長のガルバリウム鋼板ですが、取扱方法・環境・外的要因などによっては思わぬ影響を及ぼす場合がございます。それらのリスクを最小限に抑えるために、参考資料としていくつかの注意点をご紹介致します。(5) 異ロット品張り合わせの回避(6) 壁材と水切り部材との隙間(水抜け用)の確保壁材と部材の取り合い部分において水抜け用の隙間がない場合、鋼板端部に水が溜まり、壁材の鋼板端部から腐食しやすくなります。そのため、壁材と部材の間には水が抜けるように隙間を確保してください。(10mm程度/金属サイディングマニュアルより)(7) 屋根材・破風巻き材などの統一化(8) メタリック色の張り方向による色違いメタリック色は塗装中のアルミ紛の形状が燐片状であるため、ロール塗装により色調に方向性が生じます。そのため、方向が異なる施工(逆方向同士の張り合わせ)を行うと色違いに見えます。メタリック色では必ず鋼板の方向を合わせて施工してください。ガルバリウム鋼板 ご使用時の注意点

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